ボートレース専門記者ならでは競艇予想と競艇裏話 競艇予想に役立つ記者ならではの取材

ピットやバックヤードに出入り自由な競艇専門記者。取材を積み重ねていくと、当たる舟券に役立つ情報からキワドイ話題に失敗話までネタは尽きません。 記者だからこそ知り得る情報をお伝えします。

スタート勘を狂わす保温カバー

2015年の冬になりますが戸田のキーワードは「カバー」でした。「カバーのせいでスタートが全然届かない」と言う選手が激増していました。 昨年まではカバーの話が出たことなかったので、最初は恥ずかしながら防水カバーのことだと勘違いしていた記者がいました。 正解は「保温カバー」です。気温が下がると、エンストとスタート事故防止のために、エンジンにカバーをかぶせます。エンジンが冷えているとスタートが届き、温まっていると届きません。 保温カバーを被せるタイミングはレース場によって異なり、スタート展示の前から被せている場もあれば、展示後に被せる場もあります。 ちなみに住之江では展示前、戸田と丸亀は展示後にカバーを被せます。 この保温カバーが実に曲者で、保温カバーを使いだしたシリーズで5艇の集団フライングが発生、優秀戦では後藤選手がコンマ08の非常識な早仕掛け。次の節ではSG優勝経歴もある選手がフライングに散りました。 また、その次の節では4艇もがフライング発生。戸田は展示終わった後に被せるため、スタート勘に誤差が生じるようです。先手必勝の戸田で保温カバーがもたらす影響は大きいものです。 戸田に限らず、展示後にカバーを被せているレース場では、スタート展示に注目することが大事。思い切りフライングしている艇や仕掛け遅れの艇があれば、競艇予想から外すのも検討しましょう。

女性選手に注目が集まる競艇業界

今は注目を浴びてますが、以前はそれほどでもなかった女子戦。アイドル顔負けの選手もおり、着実にファンを増やし、ボートレースを裾野を広げている。 そんな女性選手にピットで聞けた記者ならではの裏話をご紹介しましょう。

将来の女王を探すなら多摩川競艇場

将来注目度の低い頃から積極的に開催していたのが「女子戦の聖地」である多摩川です。 多摩川の水面は、デビュー間もない新人選手でも思い切って握って回れます。B級の頃からターンに凄みがあった女性選手は期待通りに強くなりました。 逆に何でこんなに強くなったの?と不思議に思いピットで地元選手にインタビューしたところ、減量効果と旦那様の影響です。との返答。 実はこの女性選手の旦那様も競艇選手で、レースのVTRを見てダメだしやアドバイスしてくれ、手取り足取り熱心に教えてくれるとのこと。 これは記者ならでは聞けた例の一つです。

出産後に強くなる?弱くなる?

競艇選手に限らず女性をガラリと変えてしますのが、妊娠と出産です。中にはグレートマザーと呼ばれ出産を経験してパワーアップした女性選手もたくさんいます。 他にも出産したら筋肉が落ちて体重が軽くなり、エンジンが出るようになった。などの話も聞きことがあります。 一方で、子供を産んでから無意識に自分を守るようなターンをして攻めることが難しくなった。との話もピットで聞けます。 女性選手が出場するレースの競艇予想には、出産前と復帰後のデータを調べてみるのも役立つかと思います。

ルーキーズは宝の山

登録6年未満の若手が走るルーキーシリーズは宝の山です。何年か後にSGやG1で活躍する選手が必ずいます。そのような選手は若いころから輝くものを持っています。 ターンに後光が差しているように見える選手がいるので、将来の競艇予想にためにもルーキーズは目を通しておく必要があります。

印象に残っているルーキーズの選手

とある選手は、自分が負けたレースを見た後に、鉄の柱を思いっきりグーパンチしてました。このような現場は一般の競艇ファンでは見ることができず、記者でしか目にできません。 記者からするとこのような選手が将来強くなるんだよなと当時しみじみ思いました。その選手は今やSG常連で優勝経験もあり、G1でも数多く優勝しているトップレーサーになりました。