ボートレース専門記者ならでは競艇予想と競艇裏話 専門記者は予想した舟券は買わない
スポーツ新聞に競艇専門紙その他、ボートレース専門サイトなど競艇予想を生業としている記者は「舟券を買うのか?」この問いにはイエス。 ボートレース記者にとって、競艇場は何よりも楽しく興奮するテーマパークと言っても過言ではありません。ただ、儲かっているのかと言われると恐らく大多数が首を横に振ることだろう。 なぜ競艇予想のプロなのに儲からない?と不思議に思われるかと人もいるだろう。 ボートレース記者に次の質問をしてみたところ、驚きの答えが却ってきた「自分がメディア(新聞やウェブサイト)上でした競艇予想の舟券を買うのか?」その答えはノーと答える。 実はボートレース記者は、担当しているメディアで競艇予想した舟券を買ってないのだ。 穴予想専門の記者であればともかく、基本的に競艇担当記者は当ててナンボ。堅い印を紙面に打ちます。ボートレース記者として当てることが第一目的。 しかし、ギャンブルである競艇好きとしては儲けることが第一目的になります。従って、単純に「予想印=買い」にはなりません。 競艇予想のプロである記者の生きた情報を収集することは競艇を当てることに非常に重要。当サイトは競艇予想に大変役立つ、記者を特集する。

競艇予想に役立つ記者の仕事の流儀
レースを見て、選手のコメントを取り、原稿を仕上げる、競艇記者の予想はスピード勝負です。将棋をやるみたいに「う~ん」と考える暇はありません。 競艇予想サイトの場合、次のレース予想を始まる50分前に仕上げてサイトにアップします。
記者は毎日レースを見て日々鍛えている
実際にはあり得ませんが、もし常にこのレース内容であれば、競艇記者で無くても予想は簡単に行えます。ボートレース業界全般、商売あがったりになります。
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前付けに動く艇はなく、枠なり3対3の進入が濃厚。
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1号艇はA級選手。エンジン好調でスタートも早い。
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1号艇のイン1着が80%超え。
ボートレース記者は毎日レースや専門誌をチェックしているので、出走のメンバー表を見た瞬間に進入のイメージがパッと頭に浮かびます。 そこまで到達するのに新米記者が約3年競艇漬けになる必要があります。

競艇記者のプロとしての仕事
進入のイメージが瞬間的に頭に浮かぶようになった後、ここからが競艇予想のプロとしての記者の仕事になります。
プロ着目しているポイント
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エンジンは出ているか
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Fを持っているか。(1本or2本)
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事故点は高くないか。
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コース別入着率は?。
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軸となる選手のリズムはどうか。
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水面との相性はどうか。
など、いくつもの要素を織り交ぜながら、◎、〇、×、△の人気印を打つ。 競艇は必ず結果が出るので、この印がそのまま記者の成績表をなる。全社全員目標はパーフェクト予想達成。もちろん当てずっぽうではなく、しっかりと展開を説明できることが前提。 それを場合に由っては2時間ほどで予想を仕上げるのが、競艇専門記者のプロ仕事になる。
感情移入した予想は記者として失格なわけ
感情移入した予想は記者として失格
ウェブサイトではなく、紙面で競艇予想をする場合レイアウトの関係もあり、予想には決まったスタイルがあります。 スポーツ紙記者の予想は①=②、①=③、①=④からの3連単8点、専門紙記者は、①=②、①=③、①-④からの3連単10点予想。 このスタイルは1号艇全盛でシード番組だらけの現状とはズレています。10点予想で3桁配当なら確実に赤字です。 堅いレースは思い切って1点か2点に、逆に荒れそうなレースは20点と競艇予想に変化を付け柔軟性を持たせるのも一つの手になります。 あくまで記者の競艇予想は参考程度にして、惑わされず柔軟性を持ちボートレース予想した舟券を買うことが儲かる秘訣です。
予想する点数は柔軟性があってもいい
自分の競艇予想をメディアで知り参考にする人がいる上で、責任を持って取り組み、当てる必要があるのは重々承知しているがボートレース予想をしていると本当に難しいレースがあります。 技量互角エンジン差も僅かという場合は、枠番で印を打つのがセオリー。苦し紛れで1号艇に◎を付けるが、先ず当たりません。 競艇予想のプロとは言え人間になるので、選手の好き嫌いはあります。難しいレースで好きな選手に◎を付けますが大抵当たりません。 感情移入はプロとして失格。頭の中では分かっているのですが、中々難しいものです。